建築・建設業界は、経済成長のエンジンのひとつとして、最新の建設技術および材料への継続的な取り組みを通じ、サステイナビリティーを達成するうえでの重要な役割を果たしています。

新機軸の材料の中でも、熱可塑性エラストマー（TPE）は、リサイクル性、耐久性、柔軟性、コスト効率の良い生産性その他の、建築物の内外装部品に最適である多くの特徴によって、幅広い採用実績を重ねています。  

その多用途性および容易な加工性により、TPEは、ドアとウィンドウのシール、パイプ、水濾過システム、空調系やその他の様々な建築業界のアプリケーションのためのポピュラーな選択肢となっています。

様々な業界のために多様な熱可塑性エラストマー製品およびカスタム・ソリューションを提供するグローバル・TPEメーカーであるKRAIBURG TPEは、建築・建設業界アプリケーションのために有益な多くの特徴を持つTHERMOLAST® K EX/UVシリーズを提供しています。

環境にやさしいコンパウンド

建築・建設業界では他にも様々な材料が使われています。しかし、サステイナビリティーに対する要求の高まりは、より安全であることに加え、より環境に配慮した材料ソリューションを採用する方向に進んでいます。

ノンハロゲン処方（IEC 61249-2-21準拠）であるTHERMOLAST® K  EX/UVシリーズは、アクリル塗料に強く、赤外線・ミラー法による溶着が可能です。

このコンパウンドは、 耐紫外線性能および耐候性に加え、シーリング性能において他の材料を凌駕しており、この性能によりプロファイル部品、ドアおよびウィンドウ・シール、エッジガードおよびソーラー機器の成形部品などに最適なものとなっています。このTHERMOLAST® K EX/UVシリーズは、ウィンドウ・シール用途において、RAL GZ 716/1およびCSTB/DER/BV-PEM規格の承認を受けています。

さらにこのコンパウンドは、高い柔軟性によって複雑な形状の部品の成形が可能になっていることから、装飾用パーツへの使用にも適しています。

建築物中で確実に機能する材料

KRAIBURG TPEは、PA、PP、ASA、PC、PC/ABS、PMMA、PE、PBTおよびSANのような他の材料との優れた接着を持つコンパウンドを提供しています。

さらに、THERMOLAST® Kコンパウンドの弾力性は、密閉シール、ウェザーストリップおよびガスケット等に見られる押出形状の部品でも、厳格な防水・防塵性能の基準を満たします。